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ご相談事例
DVによる慰謝料の相場はいくらなのかご相談したい

2023/02/20更新

男性・ 50歳代

・子供有り

・結婚歴26~30年
私は妻にDV被害を与えてしまい、離婚訴訟を起こされ困っている50代男性です。
私は昔から気が弱く頼まれた事は決して断れきれない性格で、いつも最後には自分が一番損してしまい結果的に妻や家族に迷惑をかけてしまう困った人間です。ここ最近長く勤めていた会社の業績が悪く、人員削減で社員が減ってしまい一人当たりの仕事量が激増、また上司の指示でサービス残業を余儀無くされてしまいました。しかし仕事があり、給料がもらえるだけまだマシと思い頑張っていました。ですがつい先日、上司からそれとなく退職してほしいと言われ、断れきれない私はついに長年頑張ってきた会社を退職してしまいました。この歳で再就職もなかなか見つからず、ストレスにより酒に逃げてしまい、ついには妻に手を上げるようになってしまいました。妻も最初は耐えていてくれてたのですが最後は愛想を尽かされ家を出てってしまい、正気に戻った私は妻に何度となく謝りましたが、離婚調停とDVによる慰謝料の請求を求める訴訟を起こされてしまいました。
慰謝料の相場は大体おいくらなのでしょうか、また私が悪いのは明白ですがなんとか相場より低い金額で解決できないでしょうか、弁護士の法律相談希望です。
▼ 回答します
弁護士 上野 一成
ご相談された時点ですでに調停が不成立で訴訟提起されていた場合は、法定離婚事由及び慰謝料請求の原因となる暴力行為の事実につき、原告である奥様の側が立証することになります。離婚に際して認められる慰謝料の金額は一概には言えませんが、大体200万円前後で、多くても500万円くらいであることが多いと思われます。配偶者に対する暴力行為が原因での慰謝料請求の場合、最低で50万円程度、比較的傷害が重い場合で200万円~300万円くらいになると考えられます。相手方は弁護士に依頼していると考えられるため、おそらく300万円を超える金額を訴訟で請求してくる可能性が高いです。
ただ、慰謝料の算定はケースバイケースなので、暴力行為の程度や頻度、行われていた期間などや、離婚原因についての責任がどの程度であるか、婚姻期間がどのくらいであるか、相手の経済状況、財産分与の額などを考慮した上で算定されます。
今回の場合も離婚の原因となる事情や経済状況によっては通常の相場より慰謝料が低く算定される可能性もあるかもしれません。既に調停が行われていたとしますと、暴力行為についての相手方の主張は行われていたことになるので、それに対する反論も行われていると思います。訴訟では原告側のDV行為の立証に求められる証拠も厳密なものとなりますが、それに対する反論も説得力が求められます。本件では、「なぜ妻に対して暴力行為を行ってしまったのか」について、仕事で会社の業績悪化からサービス残業を強いられた上に、半ば強制的に退職させられ、再就職がうまくいかなかった等、暴力行為に対する反省を示しつつ、ご自身の事情について詳しく話すことなどが必要と考えられます。訴訟における効果的な反証方法など最善の方策をとることができるよう、調停や訴訟での慰謝料減額の経験のある弁護士にご相談頂ければと思います。

 

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